イメージと東京 ものづくりと結婚指輪
ものや言葉にまつわるイメージのとらえ方
インテリア、ファッション、ジュエリーへの応用
TOKYOというイメージ
都会とか、洗練とか、都市のイメージということばは、ファッション誌にも多用されるフレーズになっている。ものやことを起こす、雑誌をたちあげるにしても何かものをつくるには、全体像のイメージをどういう路線にするか、まず材料をどうするか、どういったものを作るのかで
その方向性はかわってきます。
ふだんもの作りに使われないような素材をあえて使用して制作する場合は、その素材にまつわる人の抱く固定観念を意識して、選択することが肝要になります。
そしてどういう見せ方をするか。
東京のイメージの対極にくるもの
都会の対極に自然をイメージするとしたら、冷たい金属の反対には木のぬくもりが挙げられるかもしれません。ライフスタイルでいうなら、都会の反対はリゾートになるかもしれません。
インテリアを決めるときもそんなキーワードがでてくるもの。
冷たさ、無機質なものを作ることで、都会をイメージさせるなら、それを強調させる効果を演出するのも見せ方のひとつ。
イメージは意図することによって操作できるものということができます。そういったイメージづくりとともに、モノづくりに応用を利かせるのなら、イメージがどこからやってくるのか、見慣れたものにまとわりついてくるのか、そうした因果関係を知ったうえで、デザインに活かすこともひとつの手段としていけるのではないかと思います。
例えば結婚指輪のデザイン。マリッジリングに対して、あたたかさを望むか、クールな質を求めるか、イメージを決めて制作をスタートさせること。どんなモノづくりも指輪のジュエリーのデザインも、技法よりコンセプトがなければ始まらないのです。